【FX】初心者が手を出してはいけない理由!
おはようございます!
FXで、「◯◯◯万円溶かした~」という友人の話や職業柄、全財産を失ってしまった、、という話をよく聞きます。
なので、無知な私も、なんとなく、FXには手を出してはいけないと思っているのですが、
そもそもFXってなんだろう??
ということで、いってみよー(=゚ω゚)ノ
FXとは・・・「Foreign Exchange」の略称で、「外国為替証拠金取引」のことです。
は、はい・・・(´゚д゚`)
証拠金という言葉が気になるところですが、
そもそも「外国為替取引」とは何でしょう?
日本円と米ドル(外貨)を両替する行為のことをいいます。
つまり、FXの基本も「通貨の交換」です。
FXで得られる利益の種類
2種類あります!!
「価格変動による為替差益を狙って収益を得ること」です。
例えば・・・
「これからドルは値上がりする」と見込んで、1ドル=100円の時10,000ドル購入。
その後、見込みどおり値上がりし、1ドル=105円になったので、売る(決済する)と (105円-100円)×10,000ドル=5万円
5円値上がりしたことで、差し引き5万円分の為替差益を得ることができる。
例えば・・・
円を売って、ドルを買う取引をしたい
日本円の金利は0.1%
米ドルの金利は2%とした場合(仮定です)
金利の低い国から高い国の通貨を購入したら金利をもらうことが出来るので、
2-0.1=1.9%の金利差を毎日得ることが出来ます。
もちろん、逆の取引なら金利差を支払います。
証拠金(レバレッジ)とは・・・
改めて、FXとは外国為替取引を「証拠金」(レバレッジ)で行う取引です。
では、証拠金(レバレッジ)は何かというと
取引を行う際に相手方に預け入れる「担保金」のようなもの。
てこの原理の「小さな力で大きなものを動かせる」のと同様に
「少ない資金で何倍もの大きな金額の取引ができる」仕組です。
FXは、将来必ず、決済(反対売買)することが約束された「差金決済」という決済方法を採用した取引なので、
総取引額の現金の受け渡しは、必要とされず、売買の損益の受け渡しのみで取引が完結します。
よくわからないので、具体例で考えてみましょう(; ・`д・´)
例えば、
1ドル100円の時、所持金100万円だと1万ドル購入できますよね。
しかし、FX取引では、
所持金100万円を証拠金にして、(900万円借りて)1000万円分(10万ドル)購入するということができてしまうんです。
→この状態はレバレッジ10倍です。
「レバレッジ○倍」というのは、「証拠金に対して総取引額が何倍か」を指しています。
なんで○倍の金額が購入できるの?その資金源は??と不思議に思いますよね?
誰かに借りてやってるのかというと、誰も貸してくれているわけではないです。
が、イメージとしては誰かに借りてやってるでOKです。
「ロスカット」とは
ではなぜ、貸してくれる人がいないのに、1000万円分の取引ができるのでしょうか?
それは「ロスカット」という仕組みがあるから!!
ロスカットとは
一定の損失が発生した際に、これ以上損失が拡大してしまわないよう強制的に取引を終了させる仕組みのことです。
例えば・・・
所持金100万円(証拠金)で
1ドル100円の時に、10万ドル(1000万円分)購入したとします。
ところが、
1ドル90円になってしまうと、所有している10万ドルは、900万円になってしまいます。
損益は900万円ー1000万円=ー100万円
売買の損益の受け渡しを行うと、所持金から「損益-100万円」を差し引くと所持金は0円になってしまいます。
この際、ロスカット(強制決済)が行われ、自動的に売られてしまうという仕組みです。
100万円が消えてしまった・・・(´゚д゚`)これをよく聞く溶かしたという状態です。
でも、実際は、証拠金が0になるまでは、持たせてくれないので、その前の一定の割合の時にロスカットされてしまいます。この割合を「証拠金維持率」といいます。
ただ、急にロスカットされるのは、怖すぎますよね?
ということで、証拠金維持率が一定ラインを割り込んだ時に、連絡があり、指定された日時までに追加でお金を入れることができます。これを「追証」といいます。
FXで取引できる時間
異なる通貨の売買なので、土日を除き24時間取引可能です。
なぜレバレッジをかけるのか
FXはレバレッジを効かせた投機性(ギャンブル)の高い取引となりがちです。
ん?レバレッジを掛けなければいいのでは?と思いますよね。
しかし、通貨は1日で0.0○円という範囲でしか基本的には動かないので、レバレッジをかけて分母を多くしてやらないと利益が出にくいのです。。。。
なので、FXを行う人はレバレッジを効かせて取引を行っています。
株取引の場合は、株価が値下がりした場合でも、売らずにそのまま「塩漬け」にしておけば、いつか株価があがった際に売却できるという可能性もありますが、
FXの場合は、ロスカットされてしまうと、証拠金が0になり、おしまい。ということになってしまいます。
もちろん、経験豊富な方は儲けを出すことが出来るのかもしれません。
職業柄見る投資で全財産を無くしちゃうパターンは、先物取引とFXが圧倒的に多いです。たまに不動産投資もあります。
つまり、どういうことかというと、
レバレッジを効かせた信用取引はギャンブル性が高くなってしまうんだなと思います。
甘い誘い文句の広告をよく見ますが、着実な資産形成には不向きな性質の投機なので、素人の私は手を出さないようにしようと思いました・・・。
またひとつ賢くなりました!!