アラサーOL 資産運用はじめました

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【利回り】利率と利回りの違いって何だろう?具体的に調べてみたよ!

おはようございます!

投資商品をみていると、必ずと言っていいほど「運用利回り○%」と表示されています。

この「利回り」について見てみぬふりしていましたが

金利・利率・利回り」の違いについて説明できないことに気づきました。

気づいただけ良かった(゚Д゚)

 

そこで、今日はその違いを調べてみました!!

※わかりやすいように「年」単位を強調します。

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🌟利回り(年利回り)とは

【投資金額に対する利子を含めた収益割合を1年あたりの平均に直した数字】

⦅計算式⦆

 利回り(%)=分配金ー税金÷投資元本÷運用年数×100

よ、よくわかりません・・・具体例お願いします(゚Д゚)

 

【具体例】

100万円を投資信託(投資商品)で3年間運用した結果、

各年1万円ずつ計3万円の利子(分配金)を受け取り、

その投資信託(投資商品)を103万円で売却した場合。

・元本は100万円

・この投資で得た3年間の総利益は6万円(利子と売却差益)ですね。

1年間当たりの利益は、6万円÷3年=2万となり、

1年間当たり2万円の収益を生んでいることになる。

『年利回り2%』 

🌟年利率(金利)とは

金利=【お金の貸し借りを行ったときに支払う手数料のこと。】

年利率(金利)=【元金に対する1年あたりの利息の割合を%で表記したもの】

 

さっきの例で考えると・・・

1年間当たり1万円の利子(分配金)を受け取っているので、

『年利率1%』

※売却差益は考慮に入れませんよ!!(*''ω''*) 

な、何となくわかったような・・・(・ω・)

 

🌟複利とは

利回りにのみ適用される、『複利』という考え方も投資においてはとても大切です。

【運用期間中に生じる利子(分配金)を投資元本に組み入れて再投資することで、さらに利率を適用して利息が付くこと。】

【具体例】 

年間1%の金利が設定された定期預金に、

100万円を3年間預け入れるとします。

3年間の受取利息は年1万円で合計3万円

☆パターン1

得られる利息を毎年、定期預金から引き出してしまった場合

30,000円÷1,000,000円÷3(年)×100=1%

利回りは1%

☆パターン2

毎年の利息を再投資に回して運用した場合

  元金 利率 利息
1年目
1,000,000円
1%
10,000円
2年目
1,010,000円
1%
10,100円
3年目
1,020,100円
1%
10,201円

10,000円+10,100円+10,201円÷1,000,000円÷3年×100=1.1%

利回りは1.1%

 

利率は、どんな運用方法であっても当初設定の金利のまま変わらない!

利回りは、運用のやり方次第で差異が出る!!

 

🌟表面利回りと実質利回り

利回りについて少し理解できたところで もう少し細かく見ていきましょう!

表面利回り」

投資から得られる収益から単純に利回り計算する場合。

表面利回り=単純な収益÷投資元本÷運用年数×100

「実質利回り」

収益から投資にかかる費用(手数料・税金等)を加味して利回りを計算する場合。

実質利回り=単純な収益ー費用÷投資元本÷運用年数×100

 

購入しようとしている投資商品の利回り表記が「表面利回り」なのか「実質利回り」なのかを意識するようにしましょう!!期待している収益があがらない可能性も(´゚д゚`)

 

🌟金融商品ごとの利回り計算

注)とてもザックリ行きます。

⁂不動産投資の場合

利回り(%)=家賃不動産収入ー経費÷不動産購入金額÷運用年数×100

経費には、維持管理費や固定資産税、火災保険料などが含まれます。

また、常に満室になるわけではないので、家賃収入も変動します!

 

株式投資

株式投資の収益と費用を整理して、利回りを計算してみましょう。

購入するとき
運用中
売却するとき
収  益
なし
分配金(配当金)
売買損益
(費用になることもある)
費  用
売買手数料
税金
売買手数料
税金(売買損益)

株式利回り(%)=

売買損益+分配金売買手数料ー税金)÷投資元本÷運用年数×100

配当利回りの計算は下記のようになります。

配当利回り=(1株あたりの配当金÷購入株価)×100

 具体例

1株 1000円の株を100株購入し、1株当たりの配当金が10円だった場合

((10円×100株)÷(1000円×100株))×100=1%

利回りは1%になります。

 

投資信託

投資信託の収益と費用を整理して、利回りを計算してみましょう。

購入するとき
運用中
売却するとき
収  益
なし
分配金
売買損益
(費用になることもある)
費  用
販売手数料
信託報酬
税金
信託財産留保額
税金

投資信託利回り(%)

売買損益+分配金販売手数料ー信託報酬ー信託財産留保額ー税金)÷投資元本÷運用年数×100

 

投資信託の場合、費用項目が増えてしまい、費用料率の大きいファンドを選んでしまうと、利回りが悪化することに(;・∀・)

だ・か・ら

ノーロード商品や信託報酬の低いファンドを選んで、コストを減らすことが利回りを高くする秘訣になります!!

 

利回りが

こんなに深いとは思いませんでした・・・。

ちゃんと伝わっているでしょうか・・・不安です(; ・`д・´)

でも、これで、運用利回りの相場観も大体予想できそうですよね(●´ω`●)

一つずつ知識を深めていくのは楽しいですね♡

ではまた(●´ω`●)